No.1 イエスマン "YES"は人生のパスワード

タニタシネマが紹介する記念すべき第1作目の映画は、、、

イエスマン "YES"は人生のパスワード』

です👏👏👏👏

 

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「あ!この映画聞いたことある!」っていう人も多いと思いますが、逆に言えばそれぐらい有名で面白い作品ってことですね!笑

(個人的には面白い映画ランキング堂々の1位です🙌)

 

1. あらすじ (ネタバレなし)

主人公であるカール・アレン (ジム・キャリー)は仕事でもプライベートでも何に対しても「ノー」と答える典型的なノーマン。そんなカールはある時、何事に対してもネガティブな自分を変えようと自己啓発セミナーに通うことにします。そのセミナーをきっかけにカールは何事にも「イエス」と答えるイエスマンになることを決意。すると、身の回りの全てが好転しはじめて、、、。

 

2. 『イエスマン』のここが面白い💡

1. もはや喜劇!ジム・キャリーの圧倒的演技センス

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イエスマン』を語る上で欠かせないのがなんといっても主演ジム・キャリーの演技です。まず言わずもがな、カールのキャラが面白い!笑表情や身振り手振りが大きくて一種のコントを見ているような気分になりますね😂

次に、この映画はストーリーの展開が進むにつれて「イエス」と「ノー」に翻弄される主人公の感情が大きな要素となっています。一見、この二つの言葉の使い分けは単純明快なようにも感じます。しかし、カールがそれを言う時の声のトーンや表情、仕草などから言葉の裏に隠された真意を読み取ることができる点も非常に見ていて楽しかったです。

 

2.人間の本質を突くテーマ設定

最初、この映画の設定を聞いたとき「イエスしか言っちゃだめ?なにそれ。無理でしょ。笑」と批判的な目線で映画のテーマを見ていた自分が確かにいました。しかし、いざ映画を見てみるとどうでしょうか。そんな小馬鹿にしたような感情は一切消え、どこか親近感すら覚える自分がいたのです。私たちは普段の生活から自分でも気づいていないほど多くのチャンスを「ノー」という言葉一つで失っています。それは、人間に本能的に備わっている自己防衛機能なのかもしれません。その反面、私たちはリスクを冒してでも挑戦しなければ、何かを得られることはないということも知っています。この映画は、危険を冒してでも一歩を踏み出すことができない現実の臆病な私たちが心の中に秘めている好奇心を非常に掻き立ててきます。この映画を見終わった後、あなたは何かしら挑戦せずにはいられなくなってしまうでしょう。笑

 

3.ラブロマンス要素もたっぷり!!

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ここまで読むと皆さんのほとんどが「イエスマンってコメディー映画なのね!」と声をそろえて言うでしょう。しかし、その発言に対するコメントは「ノー」です。実はこの映画によって描かれる成功は大きく分けると2本の柱になっています。1つ目は仕事ですね。つまり社会的な成功体験です。そして2つ目が恋愛なんです!「いやいや、何に対してもイエスしか言わない彼氏って…笑」って思う方もいらっしゃるかと思いますが、想像してみてください。ノーマンとイエスマン、果たしてどっちと付き合った方が幸せなのかって断言できますか??笑

このあたりの恋愛模様は少しフィクション感が強めの気もしますが、仕事と恋愛という2本柱のバランスが非常にうまく作品全体を通してちりばめられているため、見ていて全く苦になることはありませんでしたね。

 

3. タニタシネマから一言

この映画紹介を記念すべき第1回にしたのは、僕がこのブログを通じて「みんなの人生をほんの少しでも豊かにしたい」という思いに1番適しているのが『イエスマン』だと考えたからです。この映画は、普段物事を否定的に考え、下を向きがちな私たちをほんの少しだけ上に向かせてくれます。ぜひ、一度ご覧ください。